正絹 岩緑青に花の付け下げ 袷
岩緑青に白い花が映える、正絹の付け下げです。
紋は入っておりません。
地は岩緑青(いわろくしょう:明るく渋い緑)で、若草色に渋みと深みを足したような色・・・というと近いでしょうか。明るめの色ながら渋みと深みがあり、爽やかだけれど澄みすぎず、落ち着きと華やかさが同居する、なんともいい色です。
女性の着物はどうしても赤みのあるものが多く、特に付け下げなどは赤系が多いのですが、こちらのような色はめずらしいです。
単色ではなく、深みのある緑に黄色が散ってこの色になっているので、陰影が出て、とてもやわらかで奥行きのある色みになっています。
描かれているのは桜もあるようなのですが、桜と一緒に他の葉や花もあり、桜の季節にこだわらずに着用いただけます。
斜めに裾に向かっている柄が、縦の線をつくりだしてくれ、着姿をほっそりと引き締めてくれます。
ほどよく華やかだけれど派手ではなく、とても上品です。
紋は入っておりませんので、着用シーンは広く、使いやすいかと思います。
卒業式や入学式、七五三などのお祝いごとにはぴったりです。
状態は良く、しつけもついており、おそらく未着用かと思われます。
なかなかない色みです。おすすめです!
【身丈】154センチ
【裄丈】64センチ
【前幅】26.5センチ
【後幅】31センチ
【袖丈】48センチ
商品番号:k20120407
【コーディネート内容】
帯:正絹 利休白茶の袋帯(o20121115)
帯揚げ:正絹ちりめん無地帯揚げ 青磁
帯締め: