正絹 薄香に舛花色の乱菊 袷
乱菊の柄が美しい、正絹の総柄小紋です。
地は薄香(うすこう:淡く渋い橙)で、少しくすんだアイボリーというと近いでしょうか。舛花色(ますはないろ:深く渋い青)で乱菊が染められており、なんとも美しいです。
舛花色は、くすんだ濃いめの水色・・・というと近いでしょうか。
平置きにしていると少し寂しい印象だったのですが、ボディに着せるとなんとも美しい色あいで、同系色の深い色の帯と合わせると透明感が増し、繊細な硝子細工を見るような。あるいは小さな波がたつ泉を見るような。なんとも不思議な印象で、とても美しくなりました。
状態は良く、仕立て時のしつけもついており、特に傷みはみられません。白地での状態はとても嬉しいです。
八掛も柄と同系色で、色を極力抑えているのがとても上品で嬉しいです。
ありそうでなかなかない色柄です。おすすめです!
【身丈】160センチ
【裄丈】63センチ
【前幅】22.5センチ
【後幅】28.5センチ
【袖丈】49センチ
商品番号:k21092220
【コーディネート内容】
帯:正絹紬 天鵞絨色の染めわけのなごや(o21041645)
帯揚げ:正絹 紫紺に青蝶のはぎれ
帯締め:正絹 グラデーションの三分紐 ソーダ(21093012)
帯留め:上野のペリドットケルト風 帯留 conico