正絹ちりめん 江戸小紋 片身替わり 袷
片身替わりが美しい、ちりめんの江戸小紋です。
花菱の方は鉛色(なまりいろ:青みの暗い灰)と灰青(はいあお:青みの灰)で染められており、見た目の印象としては湊鼠(みなとねず:青みの灰)が近いでしょうか。
家内安全の方は笹色(ささいろ:深く渋い緑)ですが、細かに入った柄のおかげでやわらかな陰影がくわわり、もう少し明るい印象になっています。
江戸小紋で片身替わり。とても贅沢なお着物ですが、片身替わりは粋になりすぎるきらいもあり、実は結構難しいお着物だと思います。
こちらのように上品な色の組み合わせですと、さわやかで上品で、粋すぎることもなく、ずっと長く着られる一着になるかと思います。
八掛もそれぞれの生地が対になるように仕立てられており、どんなお洒落な方がこれを仕立てられたのだろう・・・と思います。
状態は良く、特に傷みはみられません。
おそらくほとんど着用されなかったのではと思います。
江戸小紋の片身替わり。なかなか入らないお着物です。おすすめです!
【身丈】157センチ
【裄丈】65.5センチ
【前幅】24.5センチ
【後幅】31センチ
【袖丈】49.5センチ
商品番号:k21062152
【コーディネート内容】
帯:正絹 月白に花鳥の袋帯(o21032636)
帯揚げ:正絹 利休鼠に絞りのはぎれ(参考商品)
帯締め:深い緑のビーズの帯締め(参考商品)