陽彩手摺紬　灰紫に格子の単衣

やわかな格子柄がかわいらしい、紬の単衣です。
居敷あてはついております。
陽彩手摺紬の証紙がついております。
新潟の十日町で織られた「陽彩手摺紬」と呼ばれる紬で、薄手でしなやかでやわらかな質感の、上質な紬です。
地は鼠志野（ねずみしの：紫みの暗い灰）で、褐色（かちいろ：深く渋い紫）の格子が織られています。かたい印象になりがちな格子ですが、この紫でもない灰でもないやわらかな色みのおかげでやさしさとかわいらしさがある印象になっています。
見た目の色の印象としては、灰紫（はいむらさき：紫みの灰）が近いかと思います。
薄手でしなやかなので着姿もすっきりと見え、肌ざわりもとても良いです。
陽彩手摺紬は今回はじめて手に取りましたが、きめ細やかでしなやかで、さらりとした手触りがとても心地よくて驚きました。
状態は良く、着用はされていたようですが特に傷みもなく、単衣でこの状態は嬉しいです。
なかなか出会えない紬です。おすすめです！

【肩身丈】160センチ
【裄丈】64センチ
【前幅】21.5センチ
【後幅】28センチ
【袖丈】49センチ

商品番号：k23060610

【コーディネート内容】
帯：正絹塩瀬　たまご色に花の刺繍のなごや（o23032333）
帯揚げ：正絹　絞りのはぎれ Drops
帯締め：正絹　水色の帯締め（参考商品）