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2016/05/20 10:47

こんにちは、きじばとや店主イイダです。


今回の仕入れでは、半襟や帯揚げに使えそうなはぎれも仕入れてみました。
以前から、「送料無料まであと少しなのですが、何か小物などありませんか?」というお問い合わせをいただいていたこともあり、はぎれも置いてみることにいたしました。

私の知人に、おしゃれの工夫が上手な人がいて、その人が古い着物や襦袢のはぎれを使って半襟や帯揚げ、ちょっとしたポーチなどを作って身に着けているのがとても素敵で、きじばとやでもそういった提案をしてみようかな、と思った次第なのです。
いずれもはぎれですので、ふちがかがられていなかったり、端が少しよれていたりはありますが、その分お手頃価格にして、気軽にお楽しみいただけるようにしております。

古い着物は、はっとする色や柄があり、とても素敵なのですが、どれも丈が足りなかったり、しみがあったり、着用のできないものが多くて、いつもさみしい思いをします。
そんなとき、その着物のはぎれでもいいので、身に着けて楽しみたい・・・思い切った色柄だからこそ、小さな面積でも十分華やかでポイントになるものです。
半襟でも良いですし、はぎれを継いで腰ひもや襷にしたり、丸ぐけの帯締めにしたり、着物のときに髪をまとめるシュシュにしてみてもいいかもしれません。100円ショップで売っている、『くるみボタン作成機』で、くるみボタンを作ってみるのもいいかも・・・。それにゴムを通して、ヘアアクセにするのもいいかも・・・・。(書いているうちにいろいろ思いついてきました)

ちなみにわたくしイイダも、普段の着こなしで、着なくなったワンピースを裂いて作った帯揚げや、OL時代に使っていたスカーフなどを帯揚げにしたりしています。
「その帯揚げ、どんなの??見せて!」と言われることもしばしばで、こういった 『着物とはちょっと違う色使い』 のものをポイントにしてみるのも楽しいです。
アンティークならではの色使いの着物のはぎれなどを、半襟や帯揚げとしてちょっと見せてみると、いつもの着物の表情も変わるかもしれません。

これから梅雨に向かいますが、雨の日には、こういったはぎれをちょこちょこ縫って、「雨がやんだらあの着物にこの半襟を合わせてみようかなあ」などと考えながらすごすのも、悪くないかもしれません。