2016/12/12 12:48

おはようございます、きじばとや店主イイダです。

先日、仕事の合間に、さいたまスーパーアリーナで開催されているアンティークフェアなるものに行ってまいりました。
私もきじばとやを開くまでは、こういったフェアや骨董市やリサイクル店をよくまわっていたのですが、きじばとやを開いてからはなかなか時間も取れず、久しぶりのアンティークフェアでした。

が。
久しぶりに行ってみると、驚きの連続でありました。
どちらのお店も、なかなかのお値段で販売してらっしゃるのですね・・・きじばとやの数倍のお値段でございました。 私なんかには手の出ないお値段で、「そ、そんなお高い着物を気軽にさわってしまってスミマセン!!」的な感じで棚に戻したり・・・。 きじばとやの価格設定は甘いのかと悩みましたが、都内で店舗を開いたり、スーパーアリーナの場所代なんかもかかることを考えると、仕方のないことなのでしょうね(汗)

また、明らかにシミがあるのに「それはシミじゃないのよ、紬ってそういうものよ。それはいいわよ~、普通そんな値段じゃ買えないんだから!」などと堂々と言い張る剛の店主もいらっしゃったりして・・・。
ちなみにそれは明らかな衿ジミだったのですが、黙って話を聞いていたら、背後のオジサンが小声で「それはシミだよ、買っちゃだめだよ」などと教えてくれたりして(笑)
「ああ、骨董市ってこんな感じだったなあ」と楽しんでまいりました(笑)

とりあえず、軍資金が心細かったイイダは、そういうものに万単位とか払えませんので・・・おとなしく掘り出し物セールの山から、帯締めに加工できそうな着物を数点選んできました。
そうなのです。最近、古い着物をはぎれにする楽しみを知ってしまったので、今度は「丸ぐけの帯締めに加工してみたい!」という欲望がわいてきたのです。
年末年始に、のんびりと自分の帯締めでも作れたらいいなあと・・・(希望的観測)

それにしても。 「あっ、これ、はぎれによさそう!」と手にしたシミだらけの着物が、8500円とか(驚)!!
世の中には、私の知らない世界がまだまだあるようです。


でも、アンティークフェアって楽しいですね!
きじばとやの新しい試みも考え付いたりとかして、良い刺激になりました。
これからアンティークフェアに行かれる皆様へ。 パッと見ただけでは、シミなどすぐにはわかりません。よーくよーくよーーーーーく見て、(特に衿と上前と袖)、あやしいと思ったらお店の人とじっくり話して確認してみてください。 それでも、「それはシミじゃない」と言い張る剛の者もいらっしゃいますが(笑)、そこは修行を積むしかありません。(その点では明らかに向こうが格上ですが、こちらも修行を積むしかないです)
こういった、シミや汚れに関しての質問に真摯に答えてくれない場合は、そのお店は要注意と思っていいと思います。 逆に、一緒になってよく見てくれたりするお店なら、信用できると思っていいです。
「いや、これはシミだよな」と自分が思ったら、それはシミだと思ったうえで、「このお値段でも自分は納得できるかどうか」考えてみてください。それでもこれ素敵!ほしい!と思ったのなら、それは良い買い物です。
もちろん、良心的なお店もありますので、そういうお店を見つけたら、お店の名前と担当者の名札を覚えておいて、実店舗へGO! 次の骨董市への出店情報も要確認! です。 そういう宝さがし的な楽しみがあるのも、アンティークフェアや骨董市の楽しさですね。

今回掘り出してきた着物たち。



帯揚げにしようか、帯締めでも作るか、羽織紐にしてみるか、襷にするか・・・。 右上のはぎれはハデハデカラーなので、丸ぐけの帯締めにしたら面白いんじゃないかなと思っています。(さすがに童子の顔が帯揚げとか半衿から覗いたらドキドキするので) 「これ素敵!」と思えば自分のものにできるように、今回はきじばとやの仕入れ金ではなく、イイダのお小遣いから購入しておりますが(笑)、「素敵すぎるから1枚はどなたかにもお裾分けしたい!」と思えば、きじばとやの棚に載るかもしれません。

そんなこんなで、アンティークフェア!1日じゅういたくなるくらい楽しくて、オススメです!