きものセレクト 

2017/02/22 00:16

こんにちは、きじばとや店主イイダです。


先日、遠方よりいらしたお客様の着付けレッスンをおこないました。
なんと関西エリアからのお客様です(驚)
出張に合わせて1日早く東京に入り、電車ではるばる埼玉のきじばとやまで来ていただけたのです。
ありがたいことです・・・!

今回のお客様は、着付け自体はご自分でできるけれど、もっときれいに着られるようになりたい、というご要望でした。
事前に着姿は画像で見せていただいて課題は整理しておりましたので、当日は早速、補整の見直しから始めました。
そもそも、補整とはなんのためにするのか?
補整すべき部分、してはいけない部分、どういうところを目指して補整を入れるのか、などなど。
そんなことを確かめながら補整をして、襦袢の着方、衿のつくり方、裾つぼまりのつくり方、胸元、おはしょり、紐の役割に合った位置と結び方。きれいに見える帯揚げの結び方。さらに、「柄がうまく出せなくてほとんど使っていない」という袋帯もお持ちいただき、「この着物にならどの部分を出したいか?そのためにはどう位置づけをすればいいか?」を考えて一緒に調整をし、裏技も使いつつ、帯を締め。

できあがったのは、とても素敵な着姿でした!
「この着物はサイズが合わないからきれいに着られないんだと思うんです。お直しに出そうと思うので、どこをどう直せばいいかも相談にのってください」というお話でしたが、直さずにきれいに着られる方法で、とてもすらりとした着姿になれました。

すっきりした衿元で首もほっそり長く見え、小顔が引き立つ衿元に。
胸元はしわなくすっきり、大島だったのでふっくらとさせず、すっとした胸元に。
裾は裾つぼまりにして、すらりとスマートに。
帯揚げは野暮ったくならないよう、品よくすっきりと粋になる出し方を。
とてもとても美しい仕上がりになり、同性の私から見てもほれぼれするような着姿になりました!

あまりに素敵に着られたので、急遽「今日はこのまま着物を着たまま帰ります!」となり、着物を着たまま荷造りをされたのですが、しゃがんだり荷物を持ったり、立ったり座ったりを繰り返しても着崩れることなく、美しい着姿のままお帰りになられました。
今回は2時間コースでしたが、たった2時間の間に、補整から襦袢、着物、帯までのレッスンができて、とても内容の濃い時間になりました。

きじばとやの着付けレッスンは、今回のお客様のように、「他のお教室で習っていたりして、すでに着付け自体は自分でできる」という方のお申し込みが一番多いです。
「しばらく着ていなかったから忘れてしまったけれど、そのためにまたお教室に入るのは・・」という方や、「本や動画で着付けを学んだけれど、きれいに着るために見直したい」という方や、「入学式やイベントで着る着物を、当日自信を持って着るために、そこだけ集中して練習したい」という方などなど。
従来の着付け教室では対応できなかったことを、きじばとやでは対応いたします。
流派によって手順はそれぞれですので、きじばとやでは手順や道具については指定しません。皆様それぞれが学ばれた手順でかまいません。そのうえで仕上がりを見せていただき、そこまでの過程でどこにその原因があるのか。どこを直せばきれいな着姿になるのか。一緒に考え、アドバイスさせていただきます。
教科書も売りませんし、道具も売りません。(売ろうにもきじばとやではそういうものをお取り扱いしておりません 笑)
お稽古のあとは、きじばとやの棚を見ていただき、実際の色を肌に合わせて見たりして、のんびりお買い物を楽しんでいただくこともできます。(もちろん買わなくてもかまいません!)
また、お手持ちの着物や帯をお持ちいただき、「これに合う帯がなくて・・・」「この帯はどんな着物に合わせればいいのかしら・・」など、そんなご相談にのることもできます。

着物には、いくつか段階があると思います。
・自分で着られる
・きれいに着られる
・人に着せられる
・人に教えられる

「着られる」=「きれいに着ている」とは限りません。
「きれいに着る」ということは、どことどこの線が合っているとか、どこが何センチとか、そういう記号的なことではなく。
着る方の体形や雰囲気、目指したい着姿、着物や帯の素材、色、雰囲気、小物たち。それら全てがうまく調和して、バランスが取れてこその、美しい着姿だと思います。
うまくいかないとき、必ずそこには原因があります。人にはクセがありますので、自分ではそこに気づけないことが多いです。
きじばとやの着付けレッスンでは、問題点を見つけ、それぞれのお客様に合った着付けのコツを、アドバイスいたします。
きじばとやの着付けレッスン、ぜひ一度、体験してみてくださいませ。
皆さまの着姿を、より美しくするお手伝いをいたします。
お待ちしております!