Blog
2017/07/21 12:31
ご無沙汰しております、きじばとや店主イイダです。
昨年の秋ごろからじわじわと忙しくなり、今年の春あたりから間に合わないレベルで忙しくなってまいりまして、現在、時間の使い方や仕事のあり方を色々と考えているところでございます><
さて、気が付くと夏真っ盛りですね!
もはや亜熱帯のような気候の日本では、「夏は着物は着ないわ・・・袷の季節まで休憩!」という方も多いかと思います。
が、やっぱり着物でお出かけもしたいですよね。
そんなときは、浴衣です!
が、やっぱり着物でお出かけもしたいですよね。
そんなときは、浴衣です!
浴衣なら自宅で洗えますし、においや汚れ、突然の雨だってなんとかなります。
平成キモノブームの流れから、最近は浴衣の着こなしにも幅が出てきたように思います。
今までのように、浴衣+半幅帯+下駄・・・という組み合わせだけでなく、大人も使えるおしゃれでシックな兵児帯も出てきましたし、ここ数年は、夏襦袢+浴衣+足袋+草履 という、夏きもの風のコーデも、雑誌などでとりあげられるようになりました。
腰痛持ちのイイダとしては、下駄は正直腰にきついので、昨年からはこの『夏きもの風』でお出かけしています。
足袋だと足も焼けないし、汚れないし、なによりも、某草履屋さんの「雨でも平気、いくら歩いても痛くならない」という優秀草履のおかげで、もう下駄には戻れそうにないイイダです(笑)
そんな感じのここ数年でございましたが、今年、ある雑誌を見ていて「あら?」と。
襦袢なし、半襟なしで、足袋+草履 という組み合わせの多いこと!!
やはり、「夏襦袢なんて持ってないし!」という方が多くて、こういうコーデの提案になったのでしょうか。
でもまあ、確かに、襦袢着ると暑いですものね。
きものは、『着るもの』。時代の変遷とともに、いろいろと変わってくるのが当たり前なのかもしれません。
襦袢着なくていいなら、かなりハードル下がりそうですよね。
画像を見るかぎりでは、半襟なし+浴衣+なごや帯+帯揚げ帯締め+足袋+草履 でも、特に違和感はありません。(ただ、多少衿はつくりにくいかもしれませんが)
たまに、「浴衣に襦袢は着ないでしょ!」「浴衣に足袋ははかないでしょ!」「浴衣になごやは合わせない!」とおっしゃる方もいますが、考えてみてください。
ジーンズだって、もともとは作業着だったのです。それだって、『あえてのジーンズにシャネルのジャケットを合わせて、上品カジュアルに』みたいなコーデがあるのは、洋服がファッションという文化だからです。
時代とともに変わってゆくのが文化。
着る人がいるからこそ、変化してゆくのが当たり前。洋服の文化がこれだけ大きく変化してきたのは、たくさんの人が毎日のように着てきたからこそなのではないでしょうか。
時代とともに変わってゆくのが文化。
着る人がいるからこそ、変化してゆくのが当たり前。洋服の文化がこれだけ大きく変化してきたのは、たくさんの人が毎日のように着てきたからこそなのではないでしょうか。
決まり事だけ残って、ガチガチになってしまったら、それはもう生きた文化ではないということなのかな、とわたくしなどは思います。
フォーマルな場や、目上の人との会食、自分だけの都合ではない場所に行くときなどは、もちろんドレスコードや格を大切にしなければなりません。
でも、お友達との気楽なお出かけなら、「ちょっと今回、これやってみたの!」くらいのことをやったって、いいんじゃないかなと思うのです。
イイダの合言葉は、「大丈夫、逮捕されない、死人はでない」です。(極端!!)
お友達と居酒屋に行くとか、お買い物するとか、ましてや花火大会やお祭りくらいなら、いろんなことをやってみたらいいと思うのです。
だって、居酒屋とかお買い物とか花火大会とか、みなさんTシャツに短パンにサンダルでお出かけするところですよ?
それなら、気楽に色々チャレンジするのにむしろちょうどいいくらいです。
足袋はいたくらいで警察はこないし、襦袢合わせたところで死人はでないです。
それなら、気楽に色々チャレンジするのにむしろちょうどいいくらいです。
足袋はいたくらいで警察はこないし、襦袢合わせたところで死人はでないです。
それなら何の問題もなくないですか??(極端すぎます??)
昨年も書きましたが、お着物でお仕事をするお姉さん方の出勤ファッションは、襦袢なしで浴衣を着て、夏のなごやをゆるりと締めて、足袋に草履でしたよ。きっとこれからお店でお着物に着替えられるのでしょうね。
「だって、夏の昼間に出勤するのに、襦袢なんか着たら汗かいちゃうわよ!」と、笑っておっしゃっていました。
着物でお仕事される方たちほど、暑さや寒さ、体に合わせて、細かなことを気楽に調節されているように思います。
「だって、夏の昼間に出勤するのに、襦袢なんか着たら汗かいちゃうわよ!」と、笑っておっしゃっていました。
着物でお仕事される方たちほど、暑さや寒さ、体に合わせて、細かなことを気楽に調節されているように思います。
そんなわけで、今年の夏は、まずはゆかたで楽しんでみませんか?
半襟はつけたいなあ、という場合は、筒袖のきものスリップとかでも全然大丈夫ですよ!
まずは着ること、おでかけすること!!
そして、汗をかいた浴衣は、ていねいにおうちで洗ってみてください。さっぱりして気持ちいいですよ!
ちなみにイイダはちょうど今、朝に洗った今年の浴衣を陰干ししているところです。
新品なのですが、糊が効きすぎていたので、「洗っちゃえ~」と、洗ったのです。しんなりふんわりさっぱり、気持ちよく着られそうです。
半襟はつけたいなあ、という場合は、筒袖のきものスリップとかでも全然大丈夫ですよ!
まずは着ること、おでかけすること!!
そして、汗をかいた浴衣は、ていねいにおうちで洗ってみてください。さっぱりして気持ちいいですよ!
ちなみにイイダはちょうど今、朝に洗った今年の浴衣を陰干ししているところです。
新品なのですが、糊が効きすぎていたので、「洗っちゃえ~」と、洗ったのです。しんなりふんわりさっぱり、気持ちよく着られそうです。
きじばとやでは、浴衣のブラッシュアップレッスンも行っております。
この浴衣、夏きもの風に着られる??
その場合、どんな小物を合わせればいいの?
その場合、どんな小物を合わせればいいの?
そんな疑問にもお答えします。しわくちゃにならない、洗濯機での洗い方もご紹介します。
今年の夏は、少し気楽に、夏きものにチャレンジしてみませんか?