臨時休業のお知らせ

大変勝手ながら、12/10(金)は臨時休業をいただきます。 12/8(水)正午までにご決済されたご注文については、9日(木)に発送いたします。 きじばとやは土日祝日は定休日となりますので、それ以降のご注文分は週明けの発送となります。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2020/06/22 14:13

こんにちは、きじばとや店主イイダです。

緊急事態宣言も解除され、ついに県を超えての移動もOKになりましたね。
とはいえ、まだまだ伸び伸び自由に!というわけにはいきませんが・・・。
でも例えばちょっと近場でお買い物ですとか、3密にならない公園や川べりで夕涼みですとか、日陰のテラス席でのんびりお茶なんかは、いろいろと気を付けながらやっていける選択肢が出てきたのかなと思います。今年の夏は、着物でおでかけを諦めてた・・・という方も多いようですが、最近は「ちょっと希望が出てきたので、気分を上げるためにも、新しくいくつか夏物を買っちゃうことにしました!」というメールもいただきます。
希望って大事ですよね。一気に心が軽くなりますよね!
大丈夫です、来年も夏はきます!うっかり夏物を買っちゃっても、無駄にはなりませんので、皆さん気持ちを上げていきましょー!(売上促進!)
 

さてさて、表題の夏羽織なんですが。
もう今年入荷した夏羽織は完売してしまいましたので、今さらこうしてブログを書いても全然売り上げに貢献しないのですが(結局売上促進できない!)、いくつかご質問をいただいたこともありますし、あまり馴染みがないのがもったいない夏羽織について、ちょうどいいので書いてみようかなと思います。
 
 
まず、着用時期について。
「夏の絽の羽織って、どうせ夏しか着られないからもったいない・・・。」と思われている方もいらっしゃるようですが、そんなことないんです!
夏羽織は、単衣の時期から着られます。
黒の絽羽織なんかですと、着物や帯がほのかに透けて、とても美しいです。着物の色が引き立ちます。
最近は羽織は長羽織が人気ですが、長羽織は絶対数が少ないんですよね。でも、夏羽織だったら、比較的出回っている80センチ前後くらいの長さのほうが重苦しくなく、むしろバランスが良いというのも嬉しいところです。
春単衣の爽やかな色みの着物を、黒の絽羽織が引き締めて。着姿ほっそり効果もあるのも素敵です。

次に、袖丈について。
羽織から袖がピロピロ出てくるのはいただけませんので、袖丈は着物と同じかマイナス1センチくらいが良いので、袖丈はお直ししなくて済むパターンが多いことも嬉しいです。合わせる着物は単衣なので、マイナス2センチくらいでも、羽織の袖の中で着物の袖がもたつきませんのでオーケーです。
 

次に、羽織紐について。
基本的に、厳密な決まりごとはありませんが、やはり夏羽織の軽やかさを大切にしたいので、できれば夏用のレースの透ける羽織紐が良いかと思います。帯周りには、帯揚げ、帯締め、羽織紐の3密ができあがりますので、色をごちゃつかせないのが大切です。
特に夏を迎える時期ですので、色がうるさいと暑苦しくなりますし、せっかく黒の絽羽織で引き締めているのに、羽織紐がごてごて主張しちゃうと台無しになってしまいます。
考え方としては、帯締めと同じ感覚で考えてみるとわかりやすいかと思います。
季節は先取りなので、基本的に夏の透けるレース帯締めみたいな素材で、色は抑えめ。

そして、コーディネートのコツですが、せっかく合わせた帯締めを、羽織紐は邪魔しないように。
あるいはその逆で、羽織紐の色を大切にするのならば、帯締めは主張させないで。
両者が「俺が俺が!」とやっちゃうと、帯まわりが迷子になります(笑)
「羽織紐をそんなに何本も買わないし・・・」というお気持ちはわかりますが、なんでもかんでも羽織紐はこれ一択!!というのも、もったいないです。せっかく着物と帯と小物をコーディネートしたのに、羽織紐はいついかなるときも濃いピンク一択!!あたしの羽織紐、これ一択!!というのは、もったいないです。
なので、新しく買うときは、いつものと違うものを選んでみたり、使い勝手のよさそうなものを選ぶと良いかと思います。

 
アイデアだなーと思ったのが、私の母が、普通のアイボリーのどうってことない羽織紐に、ビーズを縫い付けて夏の羽織紐にしていました。
「骨董市で100円で売ってた」という、本当にもとからアイボリーだったのか経年でアイボリー化したのかよくわからない羽織紐が、涼しげにビーズをつけて、なんとも味わい深い、立派な夏のかわいい羽織紐になっていました。
母はほかにも「片方行方不明の羽織紐」にビーズやスパンコールをつけて携帯ストラップの代わりにしたり、スーツケースの目印にしたりと、古い羽織紐を活躍させていました。
骨董市やリサイクルショップで見つけた安い羽織紐を、そんな風に自分好みにリメイクしちゃうのも、ひとつの楽しみ方かなと思います。

 
そんなこんなの、夏羽織。
本当に素敵なんです!!あれは女っぷりが3割上がると思います。(当社比)
着ない手はありません!!
まあ、もう今年の夏羽織は完売しちゃったので、これを読んでいただいた方が「夏羽織、買っちゃう!!」ってなっても、きじばとやの売り上げは上がらないままなんですが・・・。
来年こそは、お見逃しなくです!!!(気が早い!!)

そんなこんなで、今年2着しか入らなかった、夏羽織たち。
うーん、どれも素敵!!やっとこ入った2着が、スワトウと刺繍って、精鋭すぎ!!!
売れ残っちゃったらイイダが買っちゃおう♪ と思っていたのですが、結局みんなお嫁にいってしまいました。
夏羽織、また来年~!!