2021/01/18 14:51

こんにちは、きじばとや店主イイダです。


なぜだか年末あたりからきじばとや特製帯、略して「きじ帯」(大して略されていない)についてのお問い合わせをたくさんいただきまして。一気にSOLDOUTが増えました(@_@)
なにかあったんですかね・・・?

 
ちょうど5周年記念に向けて新作の準備をすすめておりましたのですが、それらの帯がお披露目の日を迎える前に、先にご予約が入ってしまうという、まさかの展開に(@_@)

「5周年記念の新作です!!」と準備しておりましたご紹介ブログをどうしようかと思っていたのですが、せっかくですのでこちらにご紹介いたします。


きじ帯新作 「朱花」
グレーの地に朱色の花が鮮やかな紬の面と、裏には深蘇芳の銘仙をつかいました。
深い色の着物との相性が抜群です。また、無地のきものや飛び柄の着物などで、ちょっと寂しい時などにはぴったりかと思います。
半幅帯はボリュームと迫力が今ひとつ足りない・・・という心配はご無用です!
この帯の生地となる着物と出会ったとき、「これは絶対素敵な帯になる!」と直感しました。つくってみて、「それ以上だった!」と思っております。こちらはまだ生地がございます!



きじ帯新作 「青波」
こちらはアンティークの付け下げをつかいました。
裏には当初、黒の光沢のある生地をつかう予定でしたが、和裁士さんと話していてふと「淡いグレーのような、銀色に見えるような、波のしぶきの色に近い、そんな無地があるといいのに」と閃き、和裁士さんに相談してみたところ、奇跡的にそんな着物が見つかりまして。
急遽、裏面の生地が変更となった帯です。
申し訳ないのですが、こちらはアンティークの着物でつかえる場所が少なかったため、1本分しかつくれず、あっという間にSOLDOUTとなってしまいました。申し訳ありません><


きじ帯 「水面三色」
こちらは人気商品「水面」の変化形です。
ろうけつ染の生地が長さが足りず、端をなにかで足さなくてはならない・・・となったときに、当初は裏面の藍の紬をそのまま用いようかという話もありました。が、それではつまらないし、「ないから仕方ない」という考え方でつくるのは違う。
足りないから足すのは仕方ないけれど、それならば「より素敵になる」生地が見つかるまでは、つくらない。
そう決めていたところ、「ねえ、藍の裏面、とっても素敵な水色なんだけど。ろうけつ染の生地の中にもある色だし、質感もすごく合うよ」ということに気づき。「これ・・・素敵かも!」ということで、急遽、この組み合わせとなりました。
もともと、反物からつくるわけではない、きじ帯です。どうしてもどこかで継がなくてはなりません。
その「継ぎ」を、マイナスなものとして捉えたくない。プラスにしてこその、きじ帯じゃないのか。
そんな思いで出来上がった、「水面三色」です。結び方によっては、画像のように3つの色を出すことができます。
こちらは見本として私がつかおうかと思っていたのですが、強いご希望もあり、お客様の手に渡ることとなりました。



ありがたいことにきじ帯はご好評をいただいておりまして。
「ヒゲノカズラ」「水面」「青波」は完売です。
「木漏れ日」はあと1本のみとなり、「紫更紗」と「朱花」もあと数本となりました。
結びやすく、着物にも合わせられる、同じものがどこにもない、きじばとや特製帯。
反物からおつくりするわけではないので、使用する生地がなくなれば、もう二度と手に入れることはできません。そもそもこの世に存在するのは数本限りな上、柄の位置も帯によって変わりますので、そういった点では完全なる一点物です。

きじ帯はご注文をいただきましてからおつくりいたしますので、完全予約販売となっております。ご興味がおありの方は、kijibatoya@gmail.com までお問い合わせくださいませ。
きじばとやは小さなお店で、新作の構想、デザイン、生地選定などは主にわたくしイイダがやっております。和裁士さんとの試作などにも時間がかかります(年単位です!)ので、新商品が表舞台に出てくるまでにはそれなりの時間がかかります。お問い合わせのタイミングによっては、今回のように構想中のものや準備中のものなどもございますが、お問い合わせをいただきました際にそういったものがあるときには、出し惜しみせずにご紹介させていただいております。
自ら動く者には幸運がやってくる。というのがわたくしイイダの持論でございます。
ご遠慮なく、いつでもお気軽にご相談くださいませ^^

新しい帯のかたち、お楽しみいただけると嬉しいです。