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2025/12/26 22:36
今年もなんとかかんとか、1年の営業を無事、終えることができました。
昨年の暮れに体調をくずして長期のお休みをいただき、いつもと違う年越しをしました。
一時は10周年どころか、きじばとやを継続することは難しいかと覚悟したこともありましたが、なんとか体もお店も持ち直し、2月から営業を再開して、こうして今年の年末を迎えることができました。
ちゃんと書いていなかったのですが、昨年私がかかったのは、三叉神経痛という病気でした。
ある日突然、こめかみから顔の中心に向かって、細い細い錐を突き刺して電気を流したような、激烈な痛みが走るようになったのです。それは前兆もなく脈絡もなく、突然襲ってくる痛みで、数十秒から数分続きます。
顔面の痛みというのは残酷で激しいもので、この痛みの間は立っていることもできず、何もすることができません。顔を押さえてしゃがみこみ、痛みが去るのを待つしかできません。強い鎮痛剤も効かないので、ただ耐えるしかありません。痛みが去っても次の痛みがいつ来るかわからないので、常に、一日中、痛みのことしか考えられなくなります。
ある日突然、こめかみから顔の中心に向かって、細い細い錐を突き刺して電気を流したような、激烈な痛みが走るようになったのです。それは前兆もなく脈絡もなく、突然襲ってくる痛みで、数十秒から数分続きます。
顔面の痛みというのは残酷で激しいもので、この痛みの間は立っていることもできず、何もすることができません。顔を押さえてしゃがみこみ、痛みが去るのを待つしかできません。強い鎮痛剤も効かないので、ただ耐えるしかありません。痛みが去っても次の痛みがいつ来るかわからないので、常に、一日中、痛みのことしか考えられなくなります。
幸いなことに私は診断してくれるお医者さんに出会い、処方された薬が合ったために寛解になりましたが、この病気は再発率も高いので、なかなか安心することができませんでした。
こんなことで10周年を迎えられるのか、というよりも、きじばとやを続けていくことができるのか、と一時は諦めかけもしました。こうして今年のご挨拶を書けているのは本当に幸せなことだと思っています。
2016年に開業して、1年、また1年と重ねてまいりました。
10周年など考えることすらできないほど遠い遠い未来のことで、とても目標にすらできないほどに、見えない未来でした。
目の前のことをひとつひとつやり、お客様一人一人と、着物一枚一枚と、重ねていくうちに、気が付けば3年、5年・・・となり、10周年も目前となりました。
10周年など考えることすらできないほど遠い遠い未来のことで、とても目標にすらできないほどに、見えない未来でした。
目の前のことをひとつひとつやり、お客様一人一人と、着物一枚一枚と、重ねていくうちに、気が付けば3年、5年・・・となり、10周年も目前となりました。
きじばとやは本当にお客様に恵まれました。
ここまで来れましたのも、今日まで支えてくださった皆さまのおかげだと深く感謝しています。
イイダは決して体が弱いわけではないのですが、「定期的に死にかける」(友人談)傾向があり、そのたびにお客様にはご迷惑とご不便をおかけしてしまいました。
その節は本当に申し訳ありませんでした。そしてそんなときでも優しく支えてくださり、本当に感謝しかありません。
ここまで来れましたのも、今日まで支えてくださった皆さまのおかげだと深く感謝しています。
イイダは決して体が弱いわけではないのですが、「定期的に死にかける」(友人談)傾向があり、そのたびにお客様にはご迷惑とご不便をおかけしてしまいました。
その節は本当に申し訳ありませんでした。そしてそんなときでも優しく支えてくださり、本当に感謝しかありません。
こうして一年の終わりを迎えられることを、本当に嬉しく、ありがたく思っています。
どうぞ皆様も、お体を大事になさってください。そして楽しめるときに、楽しく、美しく装って、素敵な時をすごしてください。そのお手伝いが、来年もまた、できますように。
2025年12月 きじばとや 飯田有希子
