絣が美しい、紬の単衣です。居敷あてはついています。
地は印度藍（いんどあい：暗い青）で、金茶（きんちゃ：強い橙）で格子が織られ、白い絣柄が美しく浮かび上がります。
琉球絣かなと思うのですが、証紙もないので確証はありません。地の色が本当に美しく、絣の白がさらに美しく。
着ると白の絣がポンポンと水しぶきや花びらのように浮かび、合間には燕絣が淡く浮かび、上品なかわいさがあります。
着用はされていたようで、居敷あてと裏衿の先にごくうすいしみがあります。画像にもほとんど写りませんでしたが、画像を載せておきますのでご確認ください。
表には影響はなく、他には特に傷みはみられません。汗をかく季節に着る単衣のUSEDと考えると、状態は良い方かと思います。USEDやアンティークに慣れた方でしたら、特に問題ないかと思います。この秋に着て、シーズン終わりにクリーニングに出していただくと、来年またさっぱりと着られるかと思います。

季節を限定しないので春単衣の時期も秋単衣の時期も楽しめます。
帯とも合わせやすく、きりりとまとめたり、かわいくしたりと、いろんなコーデを楽しめそうです。
細い糸で織られた、軽やかで薄手の紬で、適度な張りがあるので着姿もすらりと決まります。
本当に素敵なお着物です。おすすめです！

商品番号:k25072907

【肩身丈】162センチ
【裄丈】63センチ
【前幅】24センチ
【後幅】31センチ
【袖丈】50センチ
※裄は袖に３センチ、肩に３センチほど入っています。両方から出してトータル4センチほどお出しできるかと思います。

【コーディネート内容】
帯：正絹紬　砥粉色に織りの八寸なごや（o25072944）
帯揚げ：大島紬のはぎれ（参考商品）
帯締め：正絹　おだまきの帯締め　黄色（25030317）