浮かび上がる柄が美しい、本場大島紬です。証紙もついております。
地は五倍子鉄漿色（ふしかねいろ：深く渋い青紫）、京極生壁（きょうごくなまかべ：橙みの灰）、銀色（ぎんいろ：輝きのある灰）の濃淡の縞になっており、その下から桜の柄が美しく浮かび上がります。
画像ですと桜の花に少しピンクがかった色が見えますが、実際にはあまりこの色は強くなく、角度によって、糸の中に少し赤みを感じるような印象です。この赤みが全体の色を温かく見せてくれ、なんとも味わい深い色みになっています。
平置きにするよりも着た方がとても素敵になるお着物で、撮影のためにボディに着せた途端、「あっ」と声が出るほどに印象が変わりました。
縞の幅も濃淡の加減も絶妙で、着る人が動くたびに桜の花が浮かび上がり、本当に美しいです。これをどなたが着るのだろう、着姿を見たいなあ・・・と思いました。（よろしかったら着姿のお写真を拝見させていただきたいです！）
状態は良く、しつけこそついておりませんが、撮影のために着用させるまではぱりっとしていてしわもなく、おそらく未着用なのではないかと思われます。（撮影のために1度だけボディに着せつけたのみです）
本来なら、桜の時期が近づいてきたころに棚におのせするのが良さそうなのですが、合わせる帯や小物を考えてわくわくする時間も大切だと思い、あえてこの時期にアップいたします。
とても素敵な大島なので、じっくりとコーディネートを考えるお時間もお楽しみください！
なかなか見ない柄ゆきの、本当に素敵な大島です。おすすめです！

【身丈】160センチ
【裄丈】66.5センチ
【前幅】24センチ
【後幅】29センチ
【袖丈】49.5センチ

商品番号：k21062155

【コーディネート内容】
帯：正絹　白地に赤と黄櫨色（はじいろ）の博多なごや（）
帯揚げ：正絹　亀甲のはぎれ（参考商品）
帯締め：正絹　柳茶に縞の帯締め（参考商品）